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長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

コンセプト

最新の歯科関連情報を日々お伝えします。今日の情報から未来を予測!激動の歯科界をどう生き抜くか? そのヒントが見つかるはずっ!

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歯科医師関連

2010年3 月18日 (木曜日)

インプラントが使い回し問題は民事提訴にまで発展

愛知県豊橋市の歯科医院でインプラントが使い回し問題は、民事提訴にまで発展した。

愛知県弁護士会東三河支部会館で3月17日、牧野洋逸弁護士と患者代表らが記者会見をした。

豊橋市南大清水町の「関歯科クリニック」(関志乃武院長)は、2003年6月~年2010年1月に延べ2306人の患者に、計6090本のインプラント治療をしたという。

これが尋常な数字ではない。

個人ではどうにもならないと、患者33人が被害者連絡会を設立した。

なお、使い回しによる肝炎感染の懸念について、2月末までに289人が検査を受けたが、治療との因果関係は不明としている。

今後は、関院長に説明と謝罪を求めるとしている。

また、行政・警察へ真相調査・捜査を要請する。

同時に、関歯科クリニックの広告・宣伝に関与した東愛知新聞社、FM豊橋の社会的・同義的責任も追及する考えだ。


2010年3 月13日 (土曜日)

阿部和弘著 「間違いだらけの床矯正」

「エビデンスとは、95%以上の有効性」

  

 阿部和弘著「間違いだらけの床矯正」を読んだ。

『間違いだらけ』と断言するのだから、それだけの根拠があるはず。

読む前の感慨であった。

「床矯正をしている歯科医に聞きたい」

「自分の子供に拡大ネジ付床矯正をする気になるだろうか」

阿部和弘さんは、問いかけている。

医療の本質は、確信をもって『自分の家族にも行える』治療であるかどうかである。

拡大ネジによる床矯正は、エビデンスがない全く危険な方法、と指摘している。

2次元的な力でしか作用しない拡大ネジ付床矯正装置やアクチベーターなどで3次元的矯正治療は無理。

ここまで、阿部さんに断言されて、実際は、どうなのであろうか?

「医科歯科通信」の立場としては、是非、以上の問題点に反論を期待したい。

「エビデンスとは、95%以上の有効性」

「今までの歯科の常識と考えたれていたことが、とても非常識的なものである」

「将来性のある子供をダメにしてはならない」

以上が、本書を著した意図とする。

「知らしむべからずと言うのが、今までの日本の風潮」

そうであるなら、真実に口はつぐむことはできない。

国民は知る権利があるし、もし、偽りがあるのなら、それをも白日のもとに明らかにすることが必要!

以下に反論、異論、批判を期待したい。

 

  □□歯科界唯一の「デイリーニュース」□□

  ~情報の“量、質、密度”で未来を読む~

医科歯科通信

代表:山本嗣信

3020005 茨城県取手市東66618

TEL&FAX0297-73 -5022

Mobil: 090-5401-8889

E-mail info@ikashika-tsushin.com

URL  http://www.ikashika-tsushin.com/


歯科医療最前線から発信:今上麗華(東京)さん

「院長からの視点・論点から医業医療・医業を語る」

 

 元気が出る歯科医院シリーズ(11

    

セカンドオピニオンとしての役割も果たす

  

 地下鉄有楽町線の要町駅は、池袋駅から1つ目。

この日は氷雨が降っていた。

要町駅から徒歩1分の立地。

居抜き物件で開業した「エール歯科クリニック」を39日、取材した。

「今日で、ちょうど開業1年目です」と今上麗華院長は笑顔で出迎え、院内を案内した。

スペースは約20坪余であるが、機能的で明るい雰囲気であった。

居抜き物件でも内装は新規開業同様に一新したという。

― 歯科医師になった動機は?

今上 私の姉も歯科医師なので、その影響もありましたが、母が女性は手に職を持って生きていかなければならないと、小さい時から言っておりました。

― お姉さんも開業しているのですか?

今上 姉は結婚して子どもが2人いるのですが、旦那さんも歯科医師で下北沢の方で旦那さんは開業していますので、そこでお手伝いをしています。

― 開業までの経緯について

20pdf 今上 昭和大学歯学部を卒業し、部分床義歯学の講座に残りました。

どの科に進むかを悩んだのですが、これからは高齢化社会ですから義歯を勉強すべきと考え、部分床義歯学の講座を選びました。

― 大学の講座に残った後は?

今上 3年間大学にいたのですが、元々外国へ行くのが好きなので、外国の歯科はどのような様子なのか見ておこうと考えていました。

大学の女性の先輩がアメリカのライセンスを取ってアメリカで開業していたので、先輩を頼ってアメリカに行きました。

先輩からアメリカの歯科医療機関を見学するプログラムがあることを教えていただき、UCLAの聴講生のような立場で1年間ほどいました。

― アメリカで学んだことは?

今上 基本的に歯、口腔に関するアメリカの人たちの考え方が違っていました。

また、日本は国民皆保険ですが、アメリカにも保険制度はありますが、民間保険が中心であり日本とは大きな違いがあります。

実は日本の歯科医療は、進んでいるということも感じました。

日本の歯科材料も結構、使われているのです。

また、日本の歯科技工士さんも多くおり、日本人は器用ですので高く評価され、重宝されていました。

― その他、アメリカでの滞在で印象に残っていることは?

今上 コミュニケーションには、すごく熱いものがあるということを感じました。

― それは、ホームドクター的な親密さですか?

今上 そうですね。

― 患者さんの層について

今上 大学附属病院でしたので、色々な方が来ていました。

また、一般の歯科クリニックにも見学にいったのですが、著名な先生のクリニックでしたので、それなりの患者さんが来ているという印象でした。

― アメリカに行って良かったですか?

今上 今、振り返えるのですが、日本でもっと臨床を学んでからアメリカへ行けば、もっと良かったと思います。

ちょっと勉強をするためには、早すぎたかなと考えています。

やはり、見たり聞いても分からないことが多くあり、例えばインプラントについても理解できない面がありました。

日本のインプラントの治療が分からないまま、アメリカの最先端のインプラントプランを見てしまったので、日本との違いが比べられなかったのです。

― アメリカは専門医制度が進んでいますが、その印象について

今上 アメリカでは根管治療なら、それだけを専門に歯科医師は行っていました。

それで、それなりの専門医としての治療費を得ています。

一方、日本はすべての治療を一人の歯科医師は行っています。

根管治療は、それが基本で必要な治療ですが、保険点数の面では高く評価をされていません。

その面では日本とアメリカの大きな差を感じました。

― アメリカから帰ってきた後は?

今上 一般の開業医のところへ勤務したのですが、技術面では上を見れば口腔外科、歯周外科などの分野もあります。

まず、基本的な歯科治療を行うためにもう一度、初心に戻る形で都内の歯科医院に勤務しました。

― 勤務したのは何年ですか?

今上 2か所、約6年ですが、基本的なことは何となく見えてきたので、新しい分野にもチャレンジしたいと思っていたので職場を変えました。

それまでは、埼玉県と東京の御徒町の歯科診療所に勤務していたのですが、大都市で最先端の歯科治療を、自費でもやるような歯科診療所へと思い、新宿の歯科診療所に移りました。

2、3年は頑張るつもりでおりましたが、開業セミナーに出たことを契機に開業することになりました。

何時かは開業したいと思っていましたで、開業を勧められた時には、『その時期』になったのか、と前向きに検討したのは約1年半前のことです。

― 開業後に苦労したことは?

今上 そうですね。いっぱいありますが、何でしょうかね・・・。

― では、悩んだことは?

今上 スタッフのことです。

あるいは予約などが、うまく流れなかったことです。

アポイントのとり方も含めて、スタッフは思ったとおりには動いてくれなかったことです。

あとは、診療のことです。

自分の治療技術にも限界があり、矯正歯科などはほかの先生に来ていただいています。

― 診療体制は?

今上 ユニットが4台で、常勤は歯科医師2人体制ですが、非常勤歯科医師にも来ていただいています。

歯科衛生士は先月、辞めて現在、助手3人です。

歯科衛生士は近く来る予定です。

― 歯科診療所としての強みは?

今上 比較的、時間的な余裕をもって治療しています。

患者さんのお話はできるだけ、聞いてあげたいと思っています。

ほかの歯科診療所では聞いてもらえなかった、相談もできなかったと患者さんが言っていますので、セカンドオピニオンのような役割もしています。

― 女医さんの方が、患者さんは聞きやすい面もあるでしょうね。

今上 そのように思われます。女性歯科医師2人ですから、それも強みにしたいです。

この周辺の歯科医院には、女性歯科医師は居ないので、女性の目線で患者さんに接していきたいと思っています。

― 患者さんの層は?

今上 駅前ですから、若い人が多いですね。

また、小児の患者さんも来ますので、幅広層の患者さんが居ます。

中心は20代、30代です。

結構、矯正をやりたい、という若い女性の患者さんも増えています。

お子さんより、成人矯正がほとんどです。

― セカンドオピニオンとして、どのような相談がありますか?

今上 歯科医師から言われたことに、不信感をもっています。

歯を抜くといわれたけど、ほかに方法はないのかなどです。

色々な選択肢があるのではないですか? と患者さんは聞きます。

それに対して、納得がいくように懇切丁寧に説明に努めたい思っています。


2010年3 月10日 (水曜日)

昨年、東京・都内で倒産した歯科医院は約60軒

歯科の経営コンサルタントの話によると、昨年、東京・都内で倒産した歯科医院は約60軒。

ユニット23台、歯科医師1人、受付1人、歯科助手2人。

歯科衛生士がいない、というような規模の歯科医院が、経営が悪化して倒産すると分析していた。

ユニットは4台で、そのユニットを歯科衛生士が専用に使っているような歯科診療が、経営的にも安定しているそうである。

また、歯科医師1人で、受付なし、助手1人のような規模の歯科診療所は、細々と経営を維持しているという。

なお、都内の医科診療所ではカルテを置くスペースは、高いテント料のなかでムダな場所として、電子カルテの導入を勧める経営コンサルタントが増えているという。


2010年3 月 9日 (火曜日)

歯科医療最前線から発信:鈴木純二さん(東京・新宿ほか)

「院長からの視点・論点から医業医療・医業を語る」

    

 元気が出る歯科医院シリーズ(10

    

 技術と接遇 スタッフ教育がすべてである

  

 東京・新宿区」西新宿1丁目、ヨドバシカメラなどがある街の一角、新宿スワン歯科・矯正歯科はビル3階にある。

人並みで賑わう表通りではなく、細い裏路地に面したビル。

看板がないので、通行人はそこに歯科医院があることは、まったく知らないだろう。

完全予約制である。

医療法人スワン会・管理本部・法人事務所は、愛知県名古屋市港区川西通にあり、経営する歯科医院は、名古屋市内に4軒、愛知県東郷町白鳥に1軒、東京の中央区銀座6丁目に1軒、東京・西新宿に1軒、計7軒。

スワン会の鈴木純二理事長は、その日、敏腕の歯科経営コンサルタントと打ち合わせ中であった。

新しい歯科医院の事業展開について、歯科技工士の方を交えて協議をしていたが、その席に同席していただく。

1時間余、打ち合わせが終わり取材となった。

100_1276 ― 歯科医師になった動機は?

鈴木 父も兄も東京大学を出ていて、それなりに活躍しています。

また、従兄弟も医師になっていますが、私は言わばドロップアウトしたような立場でしたが、愛知学院大学歯学部を卒業し、大学院に進んでからは真剣に勉強しました。

開業してからも常に学んできています。

― 経歴について

鈴木 1982年に愛知学院大学歯学部を卒業し、歯学部大学院に進学、1986年に修了、開業しました。同時に藤田保健衛生大学研究生となりました。

1989年、ニューヨーク大学に留学し、その後UCLAに留学を移動しました。

1996年、ブローネマルク クリニック超長期症例研修短期留学( スウェーデン)。

1996、日本の歯科医療法人として最初ホームページ開設しています。

また、各院の情報共有化のためグループウエア「ロータスノーツ」導入しています。

1997、アカデミーオブオッセオインテグレーション参加とUCSF見学(サンフランシス)。

1999年、UCLA歯学部客員研究員就任。

1999年、銀座スワン歯科開設。

2000年、白鳥歯科、愛知県最初の歯科医師臨床指定施設に指定されました。

2001年、SMAP(インプラント)矯正 治療開始。

2001年、新宿スワン歯科・矯正歯科開設。

2003年、各院の情報共有化のためグループウエア「ロータスノーツ」を新ネットシステム「サイボウズ」に更新。

ISO9001認証取得しています。

新予約システム(アポイントコンピューター)全6院始動。

2004年、電子カルテ導入。

2005年、新宿スワン歯科・矯正歯科日立製 最新機器1号機 歯科専用CT導入。

2006年、財務省発表の医療法人全国1位を達成。

2007年、M&A歯科経営研究所の木村氏と歯科医療法人全国1位を維持。コンサルタント開始。

ステーション歯科が医療法人スワン会として一つ目の単独型歯科医師臨床研修施設として厚生労働省から指定されました。

2008年、港スワン歯科が医療法人スワン会として二つ目の単独型歯科医師臨床研修施設として厚生労働省から指定されました。

ミッドランドスクエアデンタルを吸収合併。本格稼動に向け業引継ぎを開始し、2009年、医療法人スワン会 ミッドランドスワン歯科開設。

グリーンフォレスト矯正歯科の大道氏と業務提携契約。デンタルマン・ユナイテッド提携が始まっています。

― 今後の展開は?

鈴木 現在、7医院ですが、東京・品川と丸の内に新しい歯科医院を開設する予定です。

―スタッフは?

鈴木 管理スタッフは歯科医師35名を中心に、100名を超えています。

― 医院の理念について?

鈴木 私は博士号を持って、大学の教員もやっているので、エビデンスのある確りとした治療が基本であり、継続性をもって行っています。

基本としては、再現性のある治療を確りとやることです。

私がやったから、うまく治療ができたではなく、医科の例えば、国立がんセンターのようグローバルスタンダードの、科学的な根拠に基づく、標準治療をやっていきたいと考えています。

― その意味では、歯科医師臨床研修施設として、ふさわしいと思われます。

鈴木 まさに、そうです。数千万円単位の予算を研修施設のために投じています。

歯科医師でありながら、中小企業診断士の資格を持っている明石さんを中心に素晴らしい研修プログラムができています。

その第1回の研修回が無事終わったところです。

― 歯科医師臨床研修の受け入れについて

鈴木 昨年は4名でしたが、応募者は40名以上いました。

今年4月は新たに6名入りますが、希望者は50名以上おりました。

そのために、非常に技術能力の高い、あるいはコミュニケーション能力の高い臨床研修を受け入れることができました。

― 歯科医院の経営のポイントについて

鈴木 やはり、継続は力であり、中部地区では初めてのインプラントセンターを作りましたが、継続することだと思います。

それが、5年後、10年後、20年後、継続して、安心した治療が受けられると患者さんから信頼が得られたことです。

そのためには、管理や計画性が大事です。

先生のその時に気分などで、経営の数値が上がったり、下がったりでは将来性は限られていると思います。

私がスワン会の理事長の立場で、傘下のスワン会の歯科医院の各院長にそれぞれ経営を任せていますが、経営理念は確りと共有しています。

― 経営理念について

鈴木 次の3点に集約されています。

1.医療人として最善、最先端の歯科医学に研鑽し、広く社会に提供する。

2)常に透明性のある医療に心掛け、説明責任を全うする。

3)医療界の常識にとらわれることなく、チーム医療を通じ社会人として成長する。

― スタッフ教育について

鈴木 医療は、技術と接遇です。

そのため、医院経営においては、スタッフ教育が全てです。

幸いスワン会の法人は今年、24期目になりますが、スタッフはほとんど辞めません。

それは完全に歯科界が下降線のスパイラルに入っているなかでも、微増ながら成長を続けています。

厚生年金問題や昇給を含めて、スタッフが安心しては働ける職場であることです。

当法人の歯科医師は無理して開業はしたくない、と述べています。

― 今後の課題について

鈴木 インプラント・矯正も軌道に乗ってきたましたので、歯を残すための予防歯科をテーマに、二つの歯科医院の開設を進めています。

わたしは、第1回のケアマネージャーの資格を取得していますので、小さい子どもの治療から最終的には、よりシステマチックな在宅歯科医療に向かって、在宅歯科ステーションを設置する予定です。


2010年3 月 8日 (月曜日)

歯科分野で使用されている予知性とは?

みんなからの投稿・寄稿欄

  

 予知とは何か?

物事が起こる前にそれを知ること。

では、歯科分野で用いられている予知性とは?

長期経過症例に拘る歯科医師たちが、治療のongevity

つまり、義歯ならその 義歯の長持ち:寿命を『予知性の高い』あるいは『予知性の低い』と形容したようである。

無論、これは造語であり、医学分野はじめ如何なる分野でも全く使用されていない。

予知性とは永続性と同義語のようなのだ。

 


2010年3 月 4日 (木曜日)

歯科医療最前線から発信 本間靖子さん(東京・練馬)

「院長からの視点・論点から医業医療・医業を語る」

 

 元気が出る歯科医院シリーズ(9

 

 信頼されるホームドクターになりたい

  

 西武池袋線の大泉学園駅から、桜並木が続くバス通り沿いを徒歩10分余。

T字路の交差点北園に「北園ゆり歯科クリニック」があった。

他には見られないような広い間口の歯科診療所として注目された。

開業までの経緯、開業した当時の苦労、治療方針などについて聞いた。

100_1209 ― 歯科医師を目指した動機は?

本間 私はずっと、手に職を持ちたいと思っていて、薬剤師か歯科医師を希望しておりました。

接客の面では歯科医師の方が自分に向いていると考え歯科医師を目指しました。

― 歯科大学卒業後の経緯について

本間 平成6年に明海大学歯学部を卒業し、開業までの10数年間は、都内近郊の歯科医院に勤務しておりました。

開業前の23年は開業を考え準備しておりました。

葛飾区に住んでおりましたので、近辺を探したのですが、よい物件がみつからず、都内全般に範囲を広げて探してもらった結果、現在の場所を歯科関係企業の方から紹介されました。

―ここを選んだ理由は?

本間 間口が広いことで歯科医院としても目立つと思いましたし、場所柄もいいので、ここにしようとパッと決めました。

― 前の通りは桜並木で、桜の咲くころは素晴らしい景観とりなりますね。

本間 そうですね。桜で有名な場所です。

― 開業した当時の苦労は?

本間 苦労の連続でしたが、開業前には仕事を覚えなければならい苦労もありますし、勤務先を色々と変更してまいりました。

また、自分のそれまでのスタイルを変えてみたりしながら、色々なチャレンジをしてきました。

勤務先の院長の立場に立てば、人事面での苦労がありますし、金銭面の苦労について感じていたのですが、実際に自分が開業する立場となり、一番大変なのは資金繰りでした。

あとは人事問題で苦労をしました。

転居してきた当初は土地勘もなく、最初の人材確保の面ではとても苦労をしました。

― これまでの勤務経験のなかで、どのような歯科医院を目指そうとしたのですか?

本間 開業するに至った動機になりますが、勤務医はその勤務先の医院のカラーに合わせなければなりません。

つまり、型にはまったような治療をしなければなりません。

自分の立場で、患者さんのためになると思って、サービスをしようとしてもそれができないわけです。

勤務して10年ほどで、自分で開業するほかないと思いました。

それまでは、勤務医でいる方が安泰なのではないか、と思っていたのですが、やはり、段々と勤務する条件も厳しくなりますし、自分のカラーを出すためにも開業すべきだと考えました。

― 歯科診療所としての特徴は?

本間 小児の患者さんが多いことと、家族連れが多くいらっしゃるので、患者さんから信頼されるホームドクターになりたいと思っています。

― お子さんたちが描いた絵が待合室にたくさん、ありませね。

本間 そうですね、お子さんたちが待合室で描いています。

― 医院の理念について

本間 私たちは患者さんに3つのお約束をしています。

常に患者さんの立場で考え、行動します。

常に治療技術を研鑽し、習得・向上します。

スタッフ全員が、チームとして、皆様をサポートします、の3つです。

― 診療方針について

本間 当院では、痛みの少ない治療を目指しております。

不安なことはお気軽にご相談ください、と言っております。

― レーザー治療を取り入れているようですね。

本間 はい、メラニン色素の除去、口内炎の治療、歯茎の急性症状の緩和、知覚過敏など様々な治療に使用しております。

― 院内感染対策について

本間 使用する歯科器具に関しては完全滅菌を徹底しています。

清潔で安心して通える歯科医院であり続けたいと思っております。

― 今度の課題について

本間 矯正歯科、審美歯科も行っていますが、予防歯科を充実することです。

また、インプラントについても研鑽を積んできておりますが、治療の選択肢の一つとして導入しております。

 

 <取材後記>

スタッフの数が思いのほか多いと思われたので、最後に聞いてみた。

「患者さんとのコミュニケーションを大事しておりますので、スタッフが多い方が、サービスがゆき届くと思います」と本間院長は述べた。

開業して3年余、これから伸張が期待された。

山本嗣信


歯科医師の西村正美さん(46)の参議院選挙に出馬

西村 正美 日本歯科医師連盟の支援を受ける歯科医師の西村正美さん(46)の参議院比例代表選挙の出馬が明らかとなった。

西村正美さんは過去、東京都議会選挙の補欠選挙(自由新)で惜敗したことがあり、父親は元東京都歯科医師会会長の西村誠さん(中野区開業)

日本歯科大学卒業。

東京医科歯科大学歯学部付属病院勤務

愛育歯科診療所勤務

まさみデンタルクリニック開業

http://www.jdpf.jp/report/nishimura_prof_1003.pdf

<参考>

2001

西村 正美 (37) 歯科医師(自由新)Oumu2


2010年3 月 3日 (水曜日)

歯科医師から通報 虐待を受け7歳児が死亡した事件

東京都江戸川区立松本小1年岡本海渡君(7)が両親から虐待を受け、死亡した事件。

(岡本海渡君)本人が(ほおにあざがあったことを不審に思った)歯科医師に虐待について訴え、歯科医師から通報があったことなどからハイリスク家庭と認識すべきだった。

江戸川区は3月2日、学校や区などの間で虐待情報を共有できず、問題の対応が学校任せになったとする検証結果を公表した。

3月2日夜、高崎賢一副区長は「虐待への対応や組織の体質が甘かった。自らの責任と受け止め、対策に万全を期したい」と話した。

 

 

 

 


2010年3 月 2日 (火曜日)

インプラントの使い回し疑惑問題 事実は2割?!

豊橋市の調査によると、歯科医院によるインプラントの使い回し疑惑問題、詳細はわからない状態である。

豊橋市市保健所は2月末に院長(36)と面会したが、「精神的に不安定な状態で十分な回答は得られなかった」としている。

2003年6月から今年1月までに延べ2306人の患者に計約6090本のインプラント治療をしていたとされる。

これは、豊橋市保健所が今年1月の立ち入り検査の際に持ち帰ったノート3冊から治療履歴を調べ、判明。

診療報酬の不正請求による歯科医業停止の行政処分(昨年3月9日~4月8日)中にインプラント治療を実施していたとの一部報道に対しては、市は事実を確認できなかった。

2月末までの肝炎ウイルス検査を受けた289人は、治療による感染は確認されなかった。

なお、インプラント専門誌の編集長は、使い回しの事実については、「2割くらいが事実で、8割は憶測の域ではないか」と見ている。

インプラントを手術中に床に落下させるケースもあり、再滅菌に応じているインプラントメーカーもある。