医療ミスで5800万円賠償
NHK 1月26日 20時40分
8年前、千葉県旭市の公立病院で、当時76歳の女性が、首に注射を受けたあと意識不明の状態が続いていることについて、東京地方裁判所は、病院側に過失があったとして5800万円余りの賠償を命じました。
この裁判は、平成16年12月、千葉県旭市の公立病院「旭中央病院」に顔のまひの治療で入院していた当時76歳の女性が、首に麻酔薬を注射されたあと、気道が圧迫されて意識不明の状態になったことを巡り、女性の家族が、病院を設置した旭市におよそ9800万円の賠償を求めたものです。
判決で、東京地方裁判所の尾島明裁判長は、「気道を確保するために、もう少し早くのどの切開手術を行うべきだった」と指摘して、病院側の過失を認め、旭市に5800万円余りの賠償を命じました。
意識不明の状態が続いている女性は、今も病院側の負担で入院を続けているということです。
判決について、長女の小川昌子さん(60)は、「判決は一つの区切りですが、これから先も母の命がある限り、病院で診てもらうことが一番の願いです」と話していました。
一方、旭中央病院は、「内容を確認して今後の対応を決めたい」とコメントしています。










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