内村鑑三掲げた『代表的日本人の原像』
内村 鑑三1861年3月23日(万延2年2月13日)~1930年(昭和5年)3月28日)は、日本人のキリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者。
今年、生誕150年。
ジョン・フィッツジェラルド・“ジャック”・ケネディ(1917年5月29日~1963年11月22日)は第35代アメリカ合衆国大統領である。
1961年に大統領に就任したが、任期途中の1963年に遊説先のテキサス州ダラスで暗殺された。
ケネディが「もっとも、尊敬する日本人」と称賛したのは、上杉鷹山であった。
「人間は自ら望むだけ偉大になれる。人間の運命の問題で人間の手がおよばないものはない」
J.Fケネディ
50 年前大統領選に出馬の際、ケネディが掲げた政策ビジョンは「ニューフロンティア」(新たな開拓)であった。
上杉鷹山が掲げたのも藩の財政振興のための「新たな開拓」などであった。
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<参考>
『西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮』といった内村鑑三が選んだ日本人には、現代の日本人にも好まれやすい自己犠牲や勤勉・禁欲の要素がある。
内村鑑三掲げた『代表的日本人の原像』には日本人の長所と短所が凝縮されている。
内村鑑三が代表的日本人を上梓したきっかけの一つは、西欧列強に追いつくために富国強兵に邁進する日本人が『道理・大義』に反した戦争を無闇に仕掛けることがない道徳的精神性を備えた民族であること、そして、『強兵』によって他国を侵略するような国家ではないことを欧米世界に伝えることであったとされる。
内村鑑三は明治期日本の現実の政治判断はともかくとして、日本が率先して軍事衝突を引き起こす可能性が低いことを『私利私欲の乏しい清貧な代表的日本人』のイメージを通して伝えようとした節がある。
政治家としての西郷隆盛、地方大名としての上杉鷹山、農民指導者・教育者としての二宮尊徳(二宮金次郎)、地方の教育者としての中江藤樹(近江聖人)、宗教者としての日蓮についてその事績と思想、人間性をコンパクトにまとめている。
米沢藩の財政再建と産業振興を実現した名君とされる上杉鷹山(うえすぎようざん)や、貧苦に耐える蛍雪の勉学をして廃村復興の農業指導や公共事業に人生を捧げた二宮金次郎(二宮尊徳)のエピソードも、質素倹約の禁欲主義や民衆保護のリーダーシップに重点が置かれているが、基本的にこれらの徳性を率先垂範で求められるのは『為政者・指導者』の側であった。










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