私的な記述
山本 嗣信(やまもと つぐのぶ)
「大学病院の危機 見捨てないで」
財政当局へ
はとても、参考になった。
黒木 登志夫さんが前岐阜大学学長の立場で訴えている。
2004年に国立大学が法人化された。
法人化前は「親方日の丸」で、国立大学附属病院は42。
驚くことに、その42病院が重ねた借金の総額が1兆10億円。
法人化されて、独立採算制となり、42の病院で毎年、1000億円強返済してきたという。
この返済義務とともに、借金のある病院は毎年、2%ずつ年収を増やせと財務当局。
採算重視であるから、患者さんは金を稼ぐ対象となる。
最新の医療機器など買う余裕もない。
臨床重視であるから、研究は後回しとなる。
当然、海外の医科大学・医学部と比べ、臨床医学論文は日本だけが増えていない、そうである。
最も難しい手術の難易駅度Eの手術が、30%以上を占めている大学病院。
『地域医療の砦』であり、地域の病院から紹介される患者さんが70%を占めている。
ところが、採算重視であるから、実態はどうなのか?
つまり、お金がかかる最先端の医療は、回避されるかもしれない。
『地域医療の砦』が、崩壊したらどうなるのだろうか?
黒木さんの真摯な訴えに、政治家は耳を傾けるべきだと思われる。
歯科大学・歯学部の臨床論文についても、「世界の中でも日本は少なくお粗末」と日大歯学部のある教授が指摘していた。










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