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2010年3 月20日 (土曜日)

私的な記述

100_1492 山本ワールド

 

 山本 嗣信(やまもと つぐのぶ)

  

 読売新聞の拝啓

「大学病院の危機 見捨てないで」

財政当局へ

はとても、参考になった。

黒木 登志夫さんが前岐阜大学学長の立場で訴えている。

2004年に国立大学が法人化された。

法人化前は「親方日の丸」で、国立大学附属病院は42。

驚くことに、その42病院が重ねた借金の総額が110億円。

法人化されて、独立採算制となり、42の病院で毎年、1000億円強返済してきたという。

この返済義務とともに、借金のある病院は毎年、2%ずつ年収を増やせと財務当局。

採算重視であるから、患者さんは金を稼ぐ対象となる。

最新の医療機器など買う余裕もない。

臨床重視であるから、研究は後回しとなる。

当然、海外の医科大学・医学部と比べ、臨床医学論文は日本だけが増えていない、そうである。

最も難しい手術の難易駅度Eの手術が、30%以上を占めている大学病院。

『地域医療の砦』であり、地域の病院から紹介される患者さんが70%を占めている。

ところが、採算重視であるから、実態はどうなのか?

つまり、お金がかかる最先端の医療は、回避されるかもしれない。

『地域医療の砦』が、崩壊したらどうなるのだろうか?

黒木さんの真摯な訴えに、政治家は耳を傾けるべきだと思われる。

歯科大学・歯学部の臨床論文についても、「世界の中でも日本は少なくお粗末」と日大歯学部のある教授が指摘していた。


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