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2010年3 月16日 (火曜日)

歯周病原菌でHIV活性化しAIDSを発生させる?!

歯科は、口腔細菌学の立場で、さらに深く掘り下げていく必要がある。

口腔は全身の一部であるが、それが十分に位置づけられていない。

口腔は、全身のいかなる器官と比べても、細菌などに対する強い抵抗性がある、とされている。

その意味から、感染と免疫が重視される。

歯周組織は、血液によって他の組織や臓器とつながっている。

このために、口腔は全身の状態が最も端的に表れる重要な部位。

また、血液とともに唾液にも全身の状態が表れる。

1)     歯周病は糖尿病の合併症である。

歯周病の炎症物質がインスリン抵抗性に影響を与え糖尿病発生に関与する。

2)     歯周病の病変部からの持続的な炎症物質の供給が動脈硬化の誘因の一つになる可能性が高い。

3)     歯周病の病変部からの菌の進入経路や成立機序は不明。

4)     バージャー病は、閉塞性血栓血管炎の一種。

病変部から歯周病原菌のスピロヘータが高率に検出された。

5)     早産・低体重児出産は、子宮収縮を促すプロスタグランジンが歯周病の進行とともに妊婦の血中に増加。

胎児の成長にも影響。

6)     細菌肺炎は、口腔や咽頭の誤嚥により発生する。

7)     AIDS:潜伏感染HIVの再活性化。

歯周病原菌により、潜伏感染しているHIVが活性化されAIDSを発生させる可能性がある。

以上は、日本大学歯学部細菌学の落合邦安教授の論文。


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