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2009年8 月31日 (月曜日)

NHKテレビが「えん下障害」を取り上げる

嚥下摂食障害は「誤えん性肺炎」になって死亡もある

  

 

828日のNHKテレビから。

老化や脳の病気によって食べ物がうまく飲み込めなくなる「えん下障害」。

通常の食事を取るのが難しくなっている人が介護施設の入所者の30%。

医療施設15%。

東京医科歯科大学の研究グループが全国規模で行った初めての調査。

えん下障害は、老化や脳こうそくの後遺症などによって、食べ物がうまく飲み込めなくなる症状。

栄養失調を起こしたり、食べ物が誤って気管に入る「誤えん性肺炎」になって死亡する危険性もある。

東京医科歯科大学の山脇正永准教授らの研究グループは、全国の医療施設と介護施設、それに在宅の患者を訪問する施設あわせて2606か所、26万人余りについて調べた。

その結果、えん下障害になっている人は、医療施設で15%、介護施設では30%に上った。

一方、在宅患者のうち、えん下障害になっている人は18%。

このうち誤えん性肺炎を起こしていたのは57%に上った。

これは医療施設や介護施設に比べて20ポイント前後高く、日常のケアが難しい在宅の患者がより高い割合で、誤えん性肺炎になっている実態がうかがえた。

えん下障害についてこれだけの規模で全国的な調査が行われたのは初め。

調査した山脇准教授は「高齢化が進むなかで、えん下障害の患者は、これからますます増え、特に在宅の患者が多くなる。在宅の患者のケアは、家族に重い負担がのしかかってくるが、今は一部の医師などが支援を行っているだけで、もっと行政や地域レベルで対策を行う必要がある」と話している。


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