日本麻酔学会の見解に日本歯科麻酔学会が対応へ
麻生首相に口腔保健法の制定を要望
日本歯科医師会定例会見が11月27日開かけれ,塩谷 立文部科学大臣への要望書(別に掲載)や12月行事予定表などを発表した.また,12月4日,東京・有楽町のよみうりホールで,「8020運動20周年記念式典ならびに同シンポジウム」を開くとした.以下大久保満男会長が挨拶し,質問を受けた.
<大久保会長挨拶>
本日,麻生首相に会った.外務大臣,幹事長のときにも会ったが,地元の青年会議所の立場で過去にも麻生さんと会っている.基本的に同じ仲間が多くいるで,総理になったら表敬訪問すると伝えていた.
私と箱崎副会長,日歯連盟の永山会長,渡邉理事長の4人で会ったが,お礼を申し上げたのは社会保障国民会議,これは福田政権のときにできた. あの会議をどのように麻生総理が見ているかであるが,最終報告書が出され社会保障制度の維持に加え,時代に合わせて機能強化の言葉が初めて入った.
それを高く評価しているが,社会保障費の抑制で2,200億円のしばりがあるが,総理は,「財源問題を含め頭が痛いが,社会保障をきちんと充実させることは大事なことだ」と述べていた.
また,石井議員が,「口腔保健法をよろしく」と申し上げた.
明日,レセプトオンライン化の都道府県担当役員連絡協議会が開かれが,最終的なハードルを理事会でも何とか越えることができた.基本の契約書を交わす段階であるが,明日の連絡協議会で都道府県の意見を聞き,細部について調整したい.
11月5日に塩谷文部科学大臣に会い,歯科医師需給問題で要望した.ある私立歯科大学は,質を確保するため,あえて定員を減らしている.国が財政支援など何らかの援助の手を差し伸べることを要望した.重い内容ですぐに何とかできる問題ではないが,大臣は話をよく聞いてくれた.実現を期待したいので,地道にめげず歯科医師需給問題に取り組んでいきたい.
質問
麻生首相は医療費問題について発言したのか.
大久保
10分足らずの短い時間で,特に発言はなかった.わかっていると思う.
質問
日本歯科技工士会が海外の歯科技工問題で要望したが,日歯としての見解はどうなのか.
大久保
質問
日本麻酔学会が歯科麻酔医を医科麻酔に転用する問題で見解を出したが,日歯の見解を聞きたい.
大久保
何であのような発言なのかよくわからない.医師会に対して我々から向こうが足りないから,歯科麻酔医を送り込むとはいっていない.歯科でも年間1万何千件の麻酔が行われていている.
医師法,歯科医師法ですみ分けられているなかで,歯科医師は全身麻酔を行なっている.あの麻酔学会の論理では,歯科の全身麻酔が非常に危険なもので,資格も知識もない麻酔になってしまう.
そのような反論をするなら,我々は別の反論をしなければならない.しかし,日歯がいきなり反論する問題ではないので,日本歯科麻酔学会と日本麻酔学会でよく話し合ってほしい.政治的なスタンスでの発言もあるのかもしれないが,それでは歯科医師の全身麻酔の事故率をキチンと提示しなければならないが,売り言葉に買い言葉にしたくないので,今後あのような発言がないように学会に対応をお願いしている.









