長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)
最新の歯科関連情報を日々お伝えします。今日の情報から未来を予測!激動の歯科界をどう生き抜くか? そのヒントが見つかるはずっ!
― 呼吸に注目したきっかけは?
山田唯勝
多くの患者さんの石膏模型を見てきたのですが、常識では考えられない、歯の摩耗に気づきました。
上下の歯を噛みしめた異常な痕跡に注目しました。
― 通常ではそれほど、歯は摩耗しませんね。
山田
そうですね。長年の研究から、歯の噛み合わせを壊す大きな原因として、眠っている間の歯の食いしばりがあることがわかりました。
― なぜ、歯を食いしばるのでしょうか?
山田
人は眠っている間、例えば鼻が詰まっていれば、口で呼吸することになります。
あるいは昼間のストレスから、無意識に歯を食いしばります。
さらに、無呼吸症候群の場合、呼吸を確保しようとして下顎を前に突き出します。
このとき無意識であるにも関わらず、非常に大きな力で上下の歯がぶつかりあい、こすりあいます。
上下の歯がロックされたような状態にもなり、歯並びを乱して歯の噛み合わせを壊してしまいます。
義歯なら壊れる原因となります。
― 義歯が壊れるのなら、インプラント(人工歯根)にもダメージがあるのでしょうね。
山田
そうです。
眠っているときの呼吸の問題から、どのようなことが歯の噛み合わせに起こっているかが、実は見逃されています。
今年も頑張ります。
不正咬合の呼吸から、脳と歯の破壊が起こる
『呼吸』その改善方法が見えてきました。
最大噛み締め
昼意識下 1日の歯牙接触 60㌔ 17分50秒
夜無意識下 1日の歯牙接触 240㌔~30分~
昨年 インターナショナルストロマトロジー協会を本格的に立ち上げ、東京と大阪で研修界を行っています。
平成24年元旦 山田 唯勝
〒331-0047 埼玉県さいたま市西区指扇 3587-5
電話 048-622-0251
Email tadakatu9279yahoo.co.jp
腰痛や頭痛などは、歯のかみ合わせが原因なんです。
歯のかみ合わせが悪いと頭蓋骨も歪みます。
その歪みを整体の施術で治療します。
82歳の元気なおばあさんの頭蓋骨調整をして感謝されました。
ナイトデンチャーをいれて、頭蓋骨調整してしました。
鼻をクシュクシュしていたので、変だと感じました。
頭蓋骨調整した後で、鼻で呼吸ができると大きな独り言を言っていました。その方の独り言は、私を大いに喜ばせました。
今までは、鼻で呼吸をするのではなく、口で呼吸をしていたのですね。皆さんはナイトデンチャーをご存知ですか?
ナイトデンチャーとは、夜寝ているときに口の中に入れて、歪んだ顎の骨を修正する装置です。
すると首の骨の歪みが改善され、脳への血流が多くなるのです。
そのナイトデンチャーを口の中に入れた状態で、頭蓋骨矯正を施術すると大変効果が高いのです。
ストマトロジー(口腔医学)療法が見える
―JSC療法プレゼンテーション―
無意識睡眠時・何が?・・
「Unconsciousness EPT JSC」
2011年9月11日(日) 午後1時開講
睡眠時の歯牙破壊
患者は、何故自分で噛み合わせを壊す大変な作業をするのか?・・
咬合器開発にいたる経緯
従来の咬合器では本協会が提唱するAJS治療法の実現に限界がある。そのため新しい機能を加えた
JSCストマトロジー咬合器を開発しました。
開発者の山田唯勝氏の開発までの軌跡【昼の咬合から→無意識下の夜の咬合へ】
①山田氏が自身所有の頭蓋骨標本の頬骨弓に磨耗によるとみられる凹みを発見した。
②この磨耗の原因を追究すべく標本の下顎骨をいろいろと動かしているとあるところでその凹みとぴたりと合致することを発見した。
③しかし、その位置は従来考えられていた咀嚼運動の限界域をはるかに超えた位置であった。
④人が日中覚醒している状態での意識レベルでは到底動かそうとしない位置に下顎が動いているということに気がついた。
⑤この発見から咬合治療をする際に就寝中の下顎の位置を考える必要があるという見解に至った。
これは【昼の咬合から→無意識下の夜の咬合へ】と山田氏の言葉に集約されている。
⑥またこの異常な位置に無意識下に下顎を持っていく原因は呼吸を確保するためではないか?という仮説を唱えた。
⑦睡眠中に呼吸が苦しくなる原因は咬合高径の減少にあるとした。
⑧根本の原因が咬合高径の減少であり、その治療にはナイトデンチャーといわれるスプリント一種が有効である。
⑨現在 顎関節を回転軸とした咬合器が一般的であるが、それでは実際の口腔内の大きな動きに対応しきれない。またナイトデンチャー製作のために必要な機能を備えていないため新たな機能を付加してJSCストマトロジー調節咬合器を開発した。(JSCストマトロジー咬合器:特許取得済)
●JSCストマトロジー咬合器特有の機能
下顎マウンティングプレート前後へのスライド機能
ナイトデンチャーを製作するためバイトの採得は、咬頭嵌合位ではなく切端位で行い、咬合器に模型付着後に下顎をスライドし被蓋位にして削合を行う。
下顎のマウンティングプレートの回転と正中線の左右への移動
初診で正中が合っていた患者が1年後の治療で正中がずれていた事例がある。原因は噛みしめによる滑りである。そうした現象に対処するためにこの機能がある。
ちなみに現在の歯科矯正の技術では歯列をきれいにすることができるが上下でずれた正中を一致させることはできない。
下顎マウンティングプレートの前方の正中は動かさず後方部のみを左右にスライドさせる機能
正中を合わせると後方がずれてしまう症例に対応するためにこの機能がある。
コンダイラーポストの上下による咬合高径の増減機能
左右の歯冠長の違いによる片側の咬合高径が低位の症例に対応するためにこの機能がある。
大きな矢状顆路傾斜角を設定できる機能
昼間、患者が目覚めているときにはけっしてできるはずのない位置にファセットが生じている場合があるが、そのような大きな運動野を確保した顆路傾斜角を付与することができるようになっている。
これはナイトデンチャーの咬合面の削合時に使用する。
こともある又、動く頻度が多く壊れやすい部位でもあり丈夫な構造とする必要性があった。
最初 出雲に入り
そば処神門を尋ね、6年ぶりに友達と旧交を温めた。
いろいろな情報を交換したが友達は、光線療法と整体を絡め患者の治療に当たっている。
それに頭蓋骨矯正を加え、出雲の地でやろうという提案をしていた。
ひとしきり話したうえで帰っていった。
その後私は、出雲神社に参り縁結びのお札を買い、鳥取米子に向かい夜の高速を走った。
2時間に満たない走行であったが非常に疲れた。
次の日、鳥取に来たついでなので砂丘を見なくては、と思い9号線でレンターカーを走らせた。
1時間半ほど海岸線を走ったが、日本海の海風は気持ちよく、沿道には桜、もくれん、その他春を告げる花が咲乱れ、とてもきれいで春を満喫しながらドライブをすることになった。
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午後、高野由美先生とホテルで食事を取り約束の時間が過ぎるほど楽しい昼食でした。
その後、高野先生歯科診療所に行き、お茶をいただいたあと5人ぐらいであったが、噛み合せ患者の解析をしました。
左側の患側患者少ないが、多くピポットの理論とテクニックを中心に噛み合せを解析しました。
今回の訪問で判ったことは、一般研修中にはなかなか本音で質問したいが、それができない、とうことでした。
つまり、講義の進行上分からないことがたくさんあっても聞きにくいとうことでした。
しかし、マンツーマンでの研修ではよく飲み込めるようでした。
そこで、今回は他の噛み合せの療法とJSC療法違いが理解でき、JSC療法の治療目標についても、よく解ったようでした。
また、「低位バイトによる、この動きが咬合機上でどう表現し、改善するためには、どう連動させるのか?」と質問がありました。
あと咬合機の使い方と咬合機上での3次元咬合回復を説明して、今回の訪問目的を終えました。
その後に家族を囲んで懐石料理をいただきました。
今回の訪問目的として
噛み合わせ Un conscious ness EPT JSC の考え方を歯科のグローバルスタンダードにすることが目的 としての戸別訪問をすることの意義を確かめ噛み締めています。
高野歯科の患者さんに歯科治療の本物を渡そうとしている先生たちの姿に頭が下る思いでした。
院内のスタッフ教育を優先している考え方は、ほほえましくも将来の歯科の安泰を暗示するように思えました。
ありがとうございました。 山田
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三角龍太郎(鹿児島県)先生を訪ねて
3月6日 再び訪問して
噛み合せ治療を早く自分のものにしたいと考えているようで再度の訪問に快く応じてくれました。
4月の礼祭を終えてから本格的に噛み合せ治療を始めるようでした。
開業以来、先生の目標としていたことを、今回の訪問で理解することができました。
「歯を削ることにともなう痛みは、多くの患者さんにとってトラウマのようになっています。
そこで、歯科治療に対する『こわがり』、『不安』をなくすことが課題です」と述べていました。
痛みがともなわない治療があることを、世の中に伝えることを先生自身、使命としているように思えました。
「残念ながら過去の治療で、多くの患者さんは、歯科治療に対する恐怖をもたれてしまったように思えます。
あるいは治療を受けることに不安があり、それは今後の歯科予防医療の足かせになっていると思います。
子供たちにとって歯科治療は、怖くない治療であり、歯科医院に行きたくなるような楽しい治療にしなければならないと思います。それにはまず親から変えていかなければなりません。
子供の治療には必ず、親にそばいてもらい。親にたいする啓発とともに、子供に歯科治療の楽しさを植えつけています」と熱を帯びて話してくれました。
また、噛み合せ治療については、「身内の理解が大切です。
ミニスプリントでは結果が出ているのですが、今、思うとたまたまのように思えます。
それでは治療人として納得できません。
改善位置の目標を持った理想的な治療を確信持って行いたい」と考えているようです。
先生は歯科医師ですが、仏教の世界にも造詣が深い医療人もいることを例にしながら、「仏に仕える、人は、世の中を冷静に見ていると思います。
あるいは慈悲の精神もあり、私も仏の世界をもっと理解できればと思っています」と言っていました。
いろいろな角度から歯科を眺めている人がいるのも事実です。
その意味で、広い視野から考えて歯科診療に携わることで、必ずいい方向に行くと思われました。
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砂川武範(沖縄)先生をたずねて
2011年3月4日 訪問インタビューは、目的は現地の歯科医療の経営実態と患者の歯科に対する意識と噛み合せに対する理解度の調査をすることが目的でした。
先生と、沖縄のおいしいものを沢山いただきました。
ホテルもきれいで就業員の対応も礼儀正しく、いい沖縄の思い出でになりました。
1日目、夕方6時ぐらいに歯科でお会いしたのですが、あの柔和な先生の顔を見て1人旅の寂しさが吹き飛びました。
また、スタッフの応対に温かいものを感じいい旅を予感しました。
すぐに2~30個の、患者の模型を前に質問の連続でした。
また、ほかの先生方の噛み合わせ
治療との違いに関心が集中し時間を忘れ、話は尽きないようでした。
2日目は、朝から噛み合わせの患者が居て、模型を採り、セハロ・モアレをとった上でピポットを作成し、頭蓋骨調整をしました。
患者は歯科医院に来て、こんな気持ちのいい治療は初めてだといっていました。
次に先生の近親者の治療を行いました。
1~2週間前にプレートを作り口腔に装着後、「これまで上がらなかった手が上がるようになり、ダンスの先生に注意をされなくなった」と喜んでいました。
その他多くの不定愁訴の改善があったことで、密かに先生の治療に尊敬の念を抱いていたようです。
午後には観光の予定を入れていたようでしたが、夜の9時まで歯科治療とスタッフと先生の頭蓋骨矯正を行うなど、勉強に余念の無い楽しい時を過ごしました。
<テンプレート療法を患者さんにやっていました>
自分の診療所で気兼ねなく、自前の機材をフルに活用し治療をする。
その結果、患者さんがすぐに答えを出してくれる。
つまり、「その場で治療の改善結果が出るので、治療に確信を得ることができる」わけです。
改めて訪問研修は、本物の知識が根付くと確信しています。
一般研修では、持ち帰って試行錯誤して答えを導けなければなりません。
研修を受けても時がたつと、疑問に思うことも出てくると思います。そのために、本質がそれてしまったり、研修内容を忘れてしまい意欲をなくしてしまうものです。
訪問研修は、一般研修会・講演会とは違うよう利点があると思います。
なお、沖縄の歯科医療の経済状況は円高ドル安の影響を受け過去の医療事情とは異なり厳しいもののようでした。
また、4月3、4の両日に再度訪問ました。
ナイトデンチヤーと矯正装置のセットについてお聞きし、調整法を
先生と協議して患者が安心できる体制を整えました。
沖縄に飛んで行った当日に先生がセットし、次の日の2番機で帰るという忙しいスケジュールでしたが、患者さんは安心したようで 行ってよかったと思っています。
スナガワ歯科の診療室で
玄関からきれいな沖縄の空
<後記:多くの人が無意識下の咬合を理解できる日を楽しみに走り続けます>
黒崎俊一さん
(埼玉県さいたま市南浦和)
―出身大学と専門とした分野について?
黒崎
日本大学歯学部を卒業し、大学院は歯科補綴学へ進みました。
日本大学歯学部では東洋医学研究会に入っていたのですが、西洋医学・歯学が基盤ですが、人間を全体で診る考え方である統合医療に興味がありました。
― 咬み合せ治療に取り組んだ動機は?
黒崎
平成8年に開業したのですが、その前の平成6、7年にはホリスティック医学に興味をもち、この分野で高名な帯津 良一先生(日本ホリスティック医学協会会長、埼玉県川越市・帯津三敬病院名誉院長)のホリスティック医学協会へ入りました。
(ホリスティック医学は病というステージだけにとどまらず、生老病死から死の世界まで、まるごとを対象にしているため、代替もなければ統合もありません。
医学とはいっていますが、ホリスティック医学とは”生き方”そのものなのです。)
「開業して何年かは、あまり地域で特徴を出さないでやっていけ」と先輩に言われていましたのですが、開業3年後くらいで特徴を出そうと考えました。
大学院で専攻したのは森谷良彦教授の歯科補綴学Ⅰでしたが、補綴は基本が咬み合せであり、それを歯科医院の特徴としました。
平成11年ころ、BBO研究会へ入り、そこで咬み合せをやりはじめました。
(人体の骨格構造の歪みは筋及び靭帯の緊張を招くだけでなく、局部的組織の体液循環の阻害や、神経圧迫をすることもあります。本来、骨格構造は人体の運動機能的、重力的に左右対称性が高く、その安定維持の為の機構が整っています。)
中堅コースをやっていたときに、BBOをやるには歯の全体をいじるので歯の矯正を知らないとダメだという話となりました。
神奈川歯科大学顎口腔機能修復科学講座の佐藤貞夫教授のシークエンシャル咬合のセミナーへ行きました。
その後、当院で矯正を取り入れてやっていたのですが、BBOや矯正では歯を削る量が多くなります。
そこで、それはどうなのかと考え、藤井佳朗先生O-リングテストの勉強会へ行き、そこで他の咬合系の先生方との交流とができました。
しかし、O-リングテストでやった失敗例も見て、こればかりではないと考えました。
顎関節症は歯の噛み合わせだけではなく、精神的な原因で来院する患者さんもおります。
口腔は重要ですが、歯は口の一部であり、口は体の一部です。
カラダ全体のバランスを考えなければいけないし、心との関係もでてきます。
人間一個人は、家族、社会との関わりがあり、色々なストレスを抱えています。患者さんと関わるのは歯科医師としては歯科ですが、歯からはじまって、咬合で頭蓋にも刺激が加わるので、その歪を治すことで悪いところが良くなるかもしれません。
― 今後の方向性は?
黒崎
患者さんをどう診ていく、その切り口として歯であったり、口の中であったりしますが、顔の占める部分は大きいわけです。
次いで大きい位置を占めるのが手や足ですが、お腹の部分や背中は小さい。
そこで顔が脳に与える影響、脳が顔に与える影響は大きいのです。
特に口は生物に対する影響が大きいとされています。
― 治療での成功例は?
黒崎
おじいさんとおばさんの患者さんの例ですが、おじいさんは85歳で、おばあさんは75歳で二人暮らしです。
おじいさんは入れ歯が合わなく、食事がしにくいと訴えていました。
囲碁が趣味でしたが、もう東京まで囲碁をやりに行く気力がないと言っていたのですが、入れ歯を治すことで、食事が楽になったのですが、整体も紹介したことから食欲もでてきて、囲碁にも行けるようなりました。
75歳のおばあさんにとっては、今まで食事の世話が大変であったおじいさんの世話が大変ではなくなり、おじいさんも東京へでかけるので、自分の人生が楽になったと喜んでいました。
また、子どもたちにとっても、両親が元気になることは安心です。
このように入れ歯を通じて、歯科でできることがありました。
よく噛めないおじいさんに合わせて食事を作って、自分も同じものを何年も食べておばあさんは過ごしてきたわけです。
自分は元気なのに、自分が食べたものが食べられない、それは悲劇ではないでしょうか。
それが入れ歯を作るだけで解決したのです。
それほど難しい入れ歯ではありませんでした。
咬み合せをきちんと考えて入れ歯を作ることでが基本です。
その人の人生が輝いて生きられる、それが理念ですが、全部が全部成功というわけにはいきません。
色々と勉強し、苦労しながらやってきました。