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渡辺 慶明
株式会社インサイト代表取締役。慶應義塾大学法学部卒。趣味はフライフィッシング。
九州出身。

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2008年10 月24日 (金)

可能性を探って

昨日、歯科材料通販大手のC社東京支店にお邪魔しました。現在通販業界は、淘汰の時代を過ぎ大手数社がしのぎを削っている状態です。各社とも自社の強みを活かすべく努力しているといったところでしょうか?中でも、C社は注目に値すると思います。なぜなら、ユーザの目線に一番近いからです。当社もそんなところにひかれ、これから一緒にできることを模索しようと思っています。とりあえず、当社が提供できる実来院マッピング(どこから患者さんが来院しているかビジュアルに理解できる)分析を提供できればと考えています。 
 
 

これは、医院を経営するに際して、重要なことは【現実をどのようにとらえるか】という命題だからです。
 

よく企業で言われるのはコップ半分の水を見て、「もう、コップの半分しか水が残っていない」というとらえ方と「まだ、コップの半分も水が残っている」というとらえ方があるということです。
 
Img_0490_3
同様に 

 
・最近、患者さんが減ってきた
 
・近くに、競合医院ができた
 
・無断キャンセルが増えてきた

 
というように現実をとらえる医院と

 
・もっと患者さんを増やすにはどうしたらよいか

・競合との差別化を図りたい

・より多くの患者さんを固定化したい

 
というようにとらえる医院とでは、その後の行く末が大きく変わってきます。前者は、悪い局面のみを見ようとして後ろ向きの発想しか出てきません。なぜなら原因はすべて自分以外のものにあるとみてしまうからです。つまり、外部要因に依存するわけですから、外部要因が改善されない限り意志決定をすることができないということになってしまいます。
 

一方後者は、現実をすべて自分の責任あるいは自分が引き起こしていること(内部要因)として把握していますから、前向きに発想ができるわけです。次に重要なのは、「現実を本当に直視しているか」ということです。先ほどの「コップの水」の例でいえば、コップの中は本当に水なのか?ということです。この点を見誤ると、やはり意志決定を誤ることになってしまいます。
多くの歯科医院では、この「現実を本当に直視しているか」という点で誤りを犯していると思います。 


現実直視で一番最初に行うべきことは、「今まで、どの地域から新患が来ていたのか」を分析することです。 


そこで、新規の患者さんがどの地域から来ているのかを把握する「実来院ドットマッピング」分析を当社では提供することにしました。「実来院ドットマッピング」分析は、レセコンから患者の住所データを抽出し、住所データを世界測地系の緯度経度に
変換して、デジタルマップ上に点で表示する分析です。

これをみることで、自院の現在の診療圏をビジュアルにみることができますし、開業後1年間と現在を比較することで
診療圏の経年変化をよみとるいことが可能になります。

そして、本来診療圏と思っていた地域から来院がなく、診療圏外と思っていた地域から来院があったりする場合には
その理由をみきわめることで、自分の医院の強みを活かすことが可能となります。


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