こんにちは。
今回も開業に向けてちょっとした情報を
お伝えしてまいりますので参考にして頂ければ幸いです。
前回は「診療圏の設定」において患者さんは
「近いor遠い」の判断を距離ではなく、時間でするという話をさせていただきました。
今回は「診療圏の設定」においてもう一つ大事な「診療圏の分断」についてお話をしたいと思います。
「診療圏の分断」とは何かを境にしてその向こう側からの集患がほとんど出来なくなる事を言います。
こちらも実際に、患者さんのドットマッピングをして頂くとで
わかりやすいかと思いますので機会があれば是非実施してみてください。
では何がその「診療圏の分断」の要因となっているのか?
それらには「線路・川・片側2車線以上の道路・山・危険な場所」等があります。
当たり前の事ですが、線路や川があって、
大きく回り道をしなければいけないとしたら、
よっぽどの事がないと来てくれないですよね。
また大きい道路を横切ってくるのは危険ですし、
信号の待ち時間が多くなるので面倒だと感じる患者さんも多いと思います。
そして時間は実際に掛かる時間と、体感時間とが有ります。
患者さんは体感時間として近い医院に来院をしてくれます。
それらを左右する心理的圧迫要因としては以下の4つがあげられます。
・最短距離選択の原則
⇒人は目的地に行く際に必ず一番短い距離で目的地に向かいます。
(散歩など特殊な状況を除いて)
・確実性の原則
⇒確実にいける方法、その場に行ってみるまでどうなっているか
わからない道を進むより、確実にいける道を選んでいきますよね。
・安全性の原則
⇒危険な道や場所は避けて通ります。
・集合性の原則
⇒人は群れて行動したがる生き物です。
同じ距離でもう人通りの少ない裏通りよりも、基本的には 人通りの有る道の方をよく選びます。
こういった分断要因と時間軸を踏まえて診療圏の設定をしていきます。
そしてより正確な診療圏の設定が出来たら、
次は現地に行って物件とその周辺を調べますよね。
次回は現地調査の際に気をつけるポイントをお話させて頂きますね。